SWETグループの長谷川(@nowsprinting)です。
国内最大のUnityイベントであるUnite Tokyo 2019にて『Unity Test Runnerを活用して内部品質を向上しよう』と題して、Unityでのゲーム開発におけるユニットテストについての発表を行ないました。
スライドはUnity Learning Materialsで公開されています。動画も近日中に公開予定です。
セッションについて
Uniteでテストを扱うセッションは稀で、どのくらい来ていただけるか不安でしたが、400人部屋の8割ほどが埋まっていたように見えました。 聴講に来ていただいた方々、ありがとうございました。
Unity開発者の皆さんのテストに対する関心の高さを実感でき、今後とも社内外に向けてテストに関する情報発信をしていくモチベーションとさせていただきます。
またセッション後の質疑応答も、10名ほどの方々と都合30分ほどお話させていただきました。 疑問に回答させていただくだけでなく、皆さんそれぞれのテスト観や現場で困っていることなど私のほうでも多くの知見を得ることができ、大変有意義な時間となりました。
技術的トピックについての補足および、セッション後の質疑応答の内容については下記個人ブログに書いていますので、ぜひ併せてご覧ください。
"テストを書く文化を根付かせる"試みについて
セッションの終盤に「"テストを書く文化を根付かせる"1試み」と題して、DeNA社内のUnityプロジェクトにユニットテストを導入していった経緯をお話しました。
SWETグループは、いわゆるQAとは別のアプローチで品質向上を目指す横断的組織であり、各ゲームタイトルの開発チームをサポートする立場です。 ユニットテストに関しては、まずは開発チームに現状をヒアリングしつつ「ゲーム開発でテストを書く意味・価値」を考え直すところからスタートし、ようやく一歩目を踏み出せた段階です。
私たちの事例は、セッション中にお話したように「タイミングがよかった」に尽きます。 しかしこの事例・アプローチを弊社だけの特殊事例では終わらせず、業界全体によりよい文化が広がるよう、今後とも社内外への普及活動・情報発信を続けていくつもりです。
以上のような試みに共感していただけた方、興味を持たれた方、一緒に働いてみようと思ってくれた方。 下記職種で採用しておりますので、ぜひご応募ください。お待ちしております。
また、その他の分野へのご応募もお待ちしております。 募集職種に関してましては、本ブログサイドバーの「採用情報」の項目をご覧ください。