こんにちは、SWETの秦野です。
2024/6/7(金)に Lint Night #3 を開催しました。
本記事では、当日の発表スライドを紹介していきます。
参加者の反応
当日の様子はTogetterにまとめています。 こちら からご覧ください。
当日の動画
YouTubeにて当日のアーカイブ動画を公開しています。 www.youtube.com
発表紹介
@szkdash「lintnet - General purpose linter powered by Jsonnet」
最初の発表は @szkdash さんによる「lintnet - General purpose linter powered by Jsonnet」でした。 speakerdeck.com
ご自身が先月リリースされたlintnetについて紹介していただきました。 lintnetはJSONやYAMLなどの様々なフォーマットに対応している汎用的なLinterです。 ユーザーはLinterのルールを Jsonnet で定義し、そのJsonnetを公開すれば様々なプロジェクトで同じルールを共有できます。 ルールの共有が簡単という点が非常に魅力に感じます。
本イベント後にszkdashさんが lintnetの紹介記事 を公開されています。こちらもご覧ください。
@Linda_pp「actionlint の Linter 設計」
次の発表は @Linda_pp さんによる「actionlint の Linter 設計」でした。 speakerdeck.com
actionlintはSWETグループでも使わせてもらっていて、お世話になっているツールです。 発表ではactionlintの設計思想について解説していただきました。 CIのワークフローファイルに対するLinterであるという特徴に合わせて、気軽に使えて高速なツールを目指すという方針はとても興味深く参考になる内容でした。
@haya14busa「reviewdog を飼ったコードレビュー支援体験とその汎用的な実現方法」
続いての発表は @haya14busa さんによる「reviewdog を飼ったコードレビュー支援体験とその汎用的な実現方法」でした。 docs.google.com
reviewdogもSWETグループで使わせてもらっています。ありがとうございます! 発表ではreviewdogについて紹介していただきながら、世の中のLinterの出力形式がバラバラであるという問題についても解説していただきました。 この問題に対して、haya14busaさんが提案するフォーマットであるRDFormatが紹介されています。 Linterの出力形式にお悩みの方は必見です!
@tomoyamachi「パーサを使わないLintツール dockle」
最後の発表は @tomoyamachi さんによる「パーサを使わないLintツール dockle」でした。 paper.dropbox.com
Linterは構文解析をするものだと思いがちですが、dockleはシンプルな文字列操作でコンテナイメージの問題を検知しています。 Linterを作ってみたいけど難しそうと感じている人を後押ししてくれる内容で、Lint Nightのテーマにピッタリだったと思います。
終わりに
お忙しい中登壇していただいた発表者の皆様に感謝いたします。 また、オフライン/オンラインで参加していただいた皆様、ありがとうございました。 皆様のおかげで無事Lint Night #3を開催できました。 今後もLint Nightをよろしくお願いします!