はじめまして、1エントリ目を書くことになったSWETの平田(@tarappo)です。
DeNAのSWETグループでブログを始めることになりました。 今後共よろしくお願いします。
SWETってなに?って方もおられるかと思いますが、それについては以下の資料をチェックしてもらえると嬉しいです。
1発目のエントリーですが、SWETのメンバーが最近登壇した内容について紹介しようと思います。 つい先日行われたiOS開発者のお祭りであるiOSDC 2017(9/15-9/17開催)にSWETから3名が登壇してきました。
今回は、SWETが得意とする領域である「自動テスト」と「CI」、そしてそれに密に関係する「デバイスファーム」といった3つの領域について発表しました。
その3つの発表について紹介したいと思います。
5分枠での発表ですが、その内容はボリュームがずっしりとありますので、是非発表資料と併せて見て頂ければと思います。
iOSで利用できるデバイスファームのメリット・デメリットの紹介
モバイルデバイスをクラウドやイントラネットワーク内で一元管理できるデバイスファームは、iOSにおいても、AWS Device Farmをはじめ簡単に利用できるものが増えてきています。しかし、実際に利用したという話は多くないのが現状です。
この発表ではAWS Device Farm、Xamarin Test Cloud、 Testdroid、TestObjectについて 実際に利用した感想を紹介しています。
UIテストの実行時間の短縮に挑戦する
XCTestが進化するにつれ、iOSアプリ開発においても徐々にUIテストが利用されるようになってきました。しかし、UIテスト(UI testing)はユニットテストに比べて実行に時間がかかるという課題があります。
本発表では「複数シミュレータを同時起動してテストを並列実行するOSSであるBluepill」と「物理的に複数台のMacを利用したテストの並列実行」の2つを試した結果、通常の並列化しないテスト実行に比べて、どれだけ実行時間を短縮することが出来たかを発表しました。
2017年のiOSアプリ開発におけるCI事情
iOSアプリ開発においてもCIを利用するのが一般的になりつつあります。 本発表では、そもそもCIとはなにか?、そして世の中にあるiOSアプリ開発向けのCIサービスの比較を発表しました。
おわりに
SWETではiOSDCでの登壇に限らず、積極的に対外的にアウトプットをおこなっています。 また、SWET主催の勉強会(iOS / Android Test Night)も随時開催中ですので、興味がある方は来て頂ければと思います。
本ブログでは定期的に情報をアウトプットをしていきますので、是非本ブログをウォッチして頂ければと思います。